岡山市の駅前ビル タイルの外壁を修理しています!

こんにちは!ただ今、小山塗装では、岡山駅前のビルの修理・修繕工事をしています。

外壁はタイル貼りです。タイルは長くもって丈夫なイメージがありますが、劣化します!やはりメンテナンス・修理は必要なんです。

 

タイルそのものは強いですが、ひび割れることももちろんありますし、タイルを貼っているモルタルに水が回ってしまうと外壁の内側が弱くなり、モルタルごと剥がれてしまうこともあります。

ビルやマンションでは、外壁にタイルがよく使われています。もしメンテナンスをせず劣化して、剥落してしまったら大変な事故になってしまいます。実際に剥落事故は起きています・・。

 

この工事をしているビルも危険な箇所が複数見つかりました。見た目だけではなく、打診棒を使って細かく調査します。

 

打診調査

 

打診調査です。私もやってみました。打診棒を使って叩いたり、転がしたりして、音の違いによって判断します。音の違いは、「トントン」と固く響かない音だと正常で、「コンコン」と低く響くような音だと中に隙間ができていることになります。他にも高すぎる音だと、タイルだけが浮いていることも分かるのですが、かなり聞き分けるのが難しいです・・。

経験がかなり必要な仕事です!

 

打診調査をし、マークをしていく

 

打診調査をし、チョークやマスキングテープを使って、どこが浮いているのか分かるようにマーキングしていきます。

中のモルタルが躯体から浮いている箇所は、ドリルで穴を開け、エポキシ樹脂という固めの樹脂を注入し、アンカーピンを挿入する、アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法というやり方で改修します。

 

ドリルで穴をあけている

 

エポキシ樹脂を注入するための穴をドリルで開けています。かなり大きな音が響いていました。表面は固いそうなのですが、中は浮いているので、簡単にドリルが進むらしいです。

 

エポキシ樹脂注入作業

 

エポキシ樹脂を注入しているところです。ここにアンカーピンを挿していきます。

 

このビルは施工面積が大きく、改修箇所がかなりあります。とくに曲線になっているところはタイルが浮きやすく、見た目にも劣化状態が悪いです。安全に、丁寧に改修していきます!

曲線になっている部分が特に劣化している