雨漏り調査

自然の影響を受けるのが、屋上の「防水層」です。
その時の防水層の状態や、工法などをきちんと調査・診断し、リニューアルすることが求められ、材料の選定や、
どのような方法で改修をするかも重要になっています。

雨漏り調査の流れ

サーモグラフィ調査

雨漏りの箇所を特定する為に赤外線サーモグラフィー装置を用いた調査を行います。滞水していれば、壁の裏側に水分があるので壁の表面温度は下がります。その箇所の特定・解析の為に、水の侵入箇所と侵入していない箇所の表面温度差を高感度赤外線サーモグラフィカメラで測定します。

サーモグラフィ調査


散水調査

サーモグラフィでの解析をした後に、高圧洗浄機は使わず、シャワーホースを用いて調査したい部位に水をかけ、雨漏りの再現を試みます。専門業者が行う必要のある調査で、一般の方が容易に再現することは難しいものです。小山塗装は、国内最大の、雨漏り専門業者の全国ネットワーク「雨漏り119」に加入しており、厳しい研修と修了試験に合格した後、散水調査に携わっております。

散水調査

サーモグラフィ調査のメリット
サーモグラフィ調査のメリット
  • 建物の健全部と不良部の間に生じる表面温度差を測定し、可視化できるので、
    原因を特定しやすくなります。
  • 雨色々な箇所の撮影が可能な為、雨漏り箇所が複数あった場合も発見でき、
    予期せぬ不具合も発見出来ます。目に見えてご説明が出来るのでお客様も納得した
    復旧工事が出来ます。

※RC造や通気層構造などは赤外線サーモグラフィーだけでは診断できないことがあります。
※建物が反射材でできていたり、 放射率が大きく異なる材料がランダムに使われていますと診断できない場合がございます。
※天候、日射量、撮影面の方位、時間帯などの影響を受けるため調査出来ない場合がございます。

散水調査のメリット
散水調査のメリット
  • 雨漏りを再現出来たときの説得力が高いです。
  • 必要なのは水道水だけなので原材料費がかかりません。

※仮設足場が必要になることがあります。
※調査に時間がかかりますので、半日から終日お時間を頂きます。
※天候に左右され、雨の日は調査出来ません。

雨漏り調査 料金
サーモグラフィ・散水調査のみの場合 3万円~

※調査時に足場を組む必要がある場合、別途費用を頂いております。
※目視で分かるような軽微なものであれば、無料にて対応致します。

工事依頼をいただく際は調査費を割引割引き

防水工事

小山塗装では大きく4種類の防水工事を行っております。

小山塗装では大きく4種類の防水工事を行っております。ひとえに防水工事と言っても、部位や用途によって使い分けが必要となってきます。しっかりと調査やヒアリングを行った上で、適切なご提案をさせていただきます。さらに!弊社で施工した防水については10年間保証をお付けしております。勿論、クロスのシミなども対象となり、無料メンテナンスも行っておりますのでアフターフォローの内容もご安心ください。

防水工事内容
シート防水

シート防水には、厚さ1.2~2.5mm程度の、シート状に加工した合成ゴムやプラスチックのシートが用いられます。そちらを接着剤などで下地に取り付けていきます。アスファルト防水に比べ材料自体の性能が安定しており、耐久・耐候性に優れ、下地の亀裂にも強いという特長があります。また工期が短くて済むという利点も。
ただし、シートのつなぎ目や曲面などの複雑な部分の施工には、欠陥が生じる可能性もあります。シート工法には、以下の2種類があります。

塩ビシート防水

塩化ビニール樹脂シート1枚で構成された、防水層。紫外線や熱、オゾンなどに対しても優れた耐久性を持っているため、保護塗装が不要で、維持管理費を節約することが可能です。

長 所
  • ゴムシート防水に比べ、耐久性に長けている
  • 軽量で施工がしやすい
  • 燃えにくい性質
  • もともとの防水層を選ばず、上から被せられる
  • 雨天に影響されず施工が出来て、工期が短縮できる
短 所
  • ゴムシートに比べ高価
  • 複雑な形状に不向き
  • 施工中に振動と騒音を伴う
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ゴムシート防水

シート状に成型した防水ゴムシートを、接着剤で下地に貼り付ける防水工法。合成ゴムシートの優れた点は、なんといっても伸縮性の高さと耐候性です。また、シートを接合するには接着剤と粘着テープを使用するため、塩化ビニールシートのように熱で溶けないといった利点があります。
比較的安く仕上がるため、人目に触れない場所や、応急処置を目的とした防水工事に向いています。

長 所
  • コストが安い
  • 伸縮性、耐候性に長けている
  • 工期が短くてすむ
  • ゴムなので、軽度のクラック等にも対応可能
短 所
  • 複雑な形状に不向き
  • 塩ビシートよりも耐候性で劣る
  • 施工者による精度のバラツキが生じる可能性がある
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ウレタン防水

防水工事の中でも最もポピュラーな工事であり、最近の改修工事の比率の急増とともにウレタン防水の需要も増えています。その特徴は、防水層が軽量であり建築物に負担をかけない点と、ウレタン塗膜が複雑な収まりにも容易に対応でき、防水面につなぎ目のないシームレスな防水層を形成でき、定期的なトップコートの塗り替えをすることで、防水層を紫外線劣化から長期にわたり防ぎます。

長 所
  • FRP防水と比較すると安価
  • 防水層が軽く建物への負担が少ない
  • 液体状の材質なので防水箇所が複雑でも使用が可能
  • 接合面がなくムラなく仕上がる
短 所
  • 重ね塗りをする工程の中で乾燥期間が必要なため、工期が長い
  • 人的作業のため防水塗膜の均一化が困難
  • トップコート塗布が必要で、定期的作業が発生する
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FRP防水

FRP防水工事は、他の樹脂防水工事に比べ圧倒的な耐酸性があり、防水層を劣化させる酸性雨・紫外線から建物を長期的に保護します。
従来の塗膜防水に比べ硬化時間が極めて早いことを特徴とするため短い工期で施工することが出来ます。

長 所
  • 軽量で強固、耐水性、耐熱性、耐久性に富んでいる
  • つなぎ目のない防水工事が可能
  • 速乾性があるため短期で工事が可能
  • トップコートの選択が豊富
短 所
  • 高額になりやすい
  • 臭気が発生する
  • 紫外線や気候に左右されやすい
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アスファルト防水

アスファルト防水とは、アスファルトという素材が持つ独自の性能を活かした防水工法です。液状のアスファルトとシート状のアスファルトを何層にも重ねて、防水層を作っていきます。実績が多いことからも、信頼性の高い工法として知られています。溶融アスファルトとシート状アスファルトを積層し、厚みのある防水皮膜を作り上げるので、優れた耐荷重性・水密性を持ちます。また、耐用年数が長く、耐久・水密・耐荷重性に優れているという特徴もあります。

長 所
  • 歴史があり信頼性が高い
  • 水密性が高く、耐水性・耐候性に優れている
  • 耐用年数が17年~20年と長く、多目的使用が可能
短 所
  • アスファルト溶融時に臭いや煙が発生するので、
    周辺環境への配慮が必要
  • 溶融釜の管理が難しい
  • 密集した場所に不向き
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